チャイくん猫日誌→ろんくん犬日誌

トイプードル・ろんとの日々

いつも一緒

woo

チャイです。お盆直前のこと、猫おばさんは、な・何と、大事なスケジュール帳を失くしてしまったのでした。
これはワタシの外部記憶装置、これがなかったらワタシ自身、起動できなくなってしまうの~って、常々言っていたくらいの、大事な代物。名刺を一回り大きくしたくらいの掌サイズで、びっしりと、真っ黒に近いくらい、予定が書き込まれています。表紙の裏には、これまた、何かと大事なメモ類がはさんであります。さぁ、猫おばさん、ブルーを通り越して、真っ青です。

でも数日後、マンションのコンシェルジュの女性から、「これ、猫おばさんのではありませんか?玄関のところに落ちていました。申し訳ないんですが、手がかりがないかと思って、中味を拝見したんです。それで、この写真があったので、解ったんです。お盆休みもあって、お渡しするのが遅れましたけど・・・。」
深夜に、ガードマンのおじさんが拾ったということでした。
多分、オートロックの解除キーを出す時に、鞄からこぼれ落ちたんだろうな・・・。


この写真は、2003年9月30日の昼休みに帰宅して撮った、アビ吉生前最後の写真です。
この19時間後に、アビ吉は亡くなったのでした。恐ろしいくらい痩せ、大きな耳も折れて、重い貧血で血の気の失せた目鼻や口元。息も荒く、苦しそうです。それでも、恐る恐る抱き上げて、部屋の中を見せながら、ゆっくり歩きました。この時、とても苦しかったろうに。でも、アビ吉は固くつむりがちだった目をキラキラさせて、嬉しそうに、室内を見回していました。その表情に驚いたwooさんが、デジカメで撮ってくれました。ワタシの泣き腫らした顔をニャン面で隠しています。
この写真の、やつれて、虚ろな印象とは異なり、アビ吉は確かに、この時、今生の見納めであるかのように、かつての日々を懐かしむかのように、室内を見回していたのです。あの時、悲しみの極致でしたが、同時に猫の心の不思議さに深く感動したのでした・・・。


(マウスを取り直して再び)チャイです。
猫おばさんは、メモ帳の内容も、でしたが、それ以上に、大切にラミネートパックし、手帳に挟んで、いつも持ち歩いていた、この写真を失くしたことを、悲しんでいました。
でも、この写真のおかげで、こうしてメモ帳が戻ってきたことに、猫おばさんはやっぱり涙して、「あぁ、アビ吉が助けてくれたんだ~」「お盆に、やっぱりアビ吉、帰ってきてくれてたのね・・・

おやおや、おかあさんったら・・・、今も、ボクの傍でくつろいでいる、赤い色味の猫たちに気づかないのかな?